TouchDesigner 上で、UIを作成する
ここでは touchdesigner 上でUIを 作る方法について説明します。
touchdesigner では簡単にUIを作成し、プログラムをコントロールすることができます。
今回作成した プログラムは 以下のリンクから入手できます。
https://www.dropbox.com/s/mmiu2i8ybuvw9i3/ui1.toe?dl=0
まずBotton CMOPを作成してください。
そして右からの出力にNull CHOPを接続します.
Botton CMOP をアクティブにし、 ボタンの部分をクリックしてみてください.
ボタンを押すと 1が出力されます、 もう一度押すと0に戻ります。
デフォルトではボタンのタイプはtoggle downになっています。
パラメーターのBotton タブを選び Botton typeからボタンのタイプを変更することができます。
モメンタリーに変更してみてください
モメンタリーでは、ボタンがおされている間のみ1を出力します。
次にSlider COMPを作成してください
Slider COMPの右の出力にNull CHOPを接続します。
Slider COMPをアクティブにし、スライダーをドラック&ドロップで動かしてみてください
スライダーが中心にいる時は0.5出力します。
左にいる時は0、右に行くと1を出力します。
UIから出力される値を 他のオペレーターに代入することでUIを使ってプログラムを制御することができます

ここでは,先ほど作成したUIを使った簡単なプログラムを作成してみます。
Constant top を2つ作成します。色を赤と青に設定しました。
次にSwitch TOP、 Cross TOPを作成します
Switch TOP Cross TOPにそれぞれconstant top2つを入力します
以下のような状態になります。
ボタンからnullへ出力されている値をスイッチへ代入します
また同じように スライダーから出力されている値をcross TOPのcrossパラメーターに代入します 。
ボタンとスライダーをそれぞれ動かしてみてください。
Switch TOPでは 接続された topの 出力が変更されます。
Cross TOPでは 入力された二つのTOPが ミックスされた 画像が出力されます

このような要領で UI作成していきます 。
簡単ですが、UIの作り方の基礎は以上です。
より複雑のUIを作る際には 複数のボタンを 1つの まとまりとして UIを構成することもできます 。
応用的な使い方については、また別の機会に説明したいと思います